夏休みは学童保育のお仕事が忙しく、
デイサービスのお年寄り向け陶芸教室はお休みしていますが、
ふと、「F原さん、焼き上がりを待ってはるやろなー。早く焼かなあかんなー。」とか
「みなさん、元気にしてはるかなー。」と思うときがあります。
招き猫を作りながら、どんどん作陶にハマっていくM子さん。
「こんなんたのしわ~!」とM子さんからワクワクの気が出ているので、
周りの人もニコニコ。いい作陶の時間になります。
凝り性のF原さん95才?はお地蔵さんの次はだるま作りに凝っています。
おうちの仏壇にはもう10個以上並べているそうですが、
まだまだ作ります。
「私は目が見えんで、せんせい、顔を描いてください。」と
言うのですが、「いやいや、F原さんが描いたほうが絶対いいですよ。」と
自分で描いてもらいます。
案の定、得も言われぬいいお顔のだるまさんがいっぱいできました。
ものづくりの喜びを素直に表現されるお年寄りたちに
こちらもいつも新鮮な驚きと喜びを感じさせてもらってます。